無事エンジンの載せ替えが終わり、オーバーフローも修理したので、エイプを運転すること可能になりました。しかし、乗る前にまだまだやらなければいけないことがたくさんあります。ナンバー取得に自賠責保険。それに車両整備です。
ナンバー取得&自賠責保険
原付一種と原付二種のナンバーは、市町村ごとの役所で手続きして発行してもらいます。ナンバー発行にあたって必要なものは、前オーナーさんからもらった「廃車証明書」「印鑑」「運転免許証」の3点。それらを準備して町役場へ向かいます。
町役場の税務課のカウンターで、ナンバー取得の旨を伝えると、対応してくれたのは同級生のお兄さん。差し出された登録書類に、住所・氏名・車体番号などの情報を「廃車証明書」から転記して、印鑑を押すだけ。時間にして10分程度でナンバーが発行されました。地域によっては数百円ほどの料金がかかる自治体もあるようです。私の住んでいる地域は無料でした。
郵便局で自賠責保険手続き
車検のない250cc未満の車両の自賠責保険は、保険会社・郵便局・コンビニ、もしくはインターネット上で手続きが可能。自動車なら車検があるため自賠責保険の期限切れはありませんが、バイクは保険更新を忘れると、『1年以下の懲役または50万円以下の罰金、さらに、違反点数6点でもれなく免停』とかなりの厳重な処罰が下されます。
自賠責保険手続きに必要なものは、ナンバー発行時にもらった「標識交付証明書」「印鑑」「運転免許証」それに「保険期間ぶんの保険料」。
郵便局で自賠責手続き
町役場でナンバー発行してもらったその足で、近くにある郵便局で手続きをします。ところが、ここは雪国秋田の田舎の郵便局。バイクに乗る人自体が少ないため、自賠責保険の処理をしたのは5年前に一度きりだとのこと。「手順を確認しながらの作業なのでお時間をいただきます」と、待った時間は1時間。
局員さん「久しぶりに自賠責保険手続きを担当して勉強になりました。ありがとうございました」
私「2年後にまた来ます(ので、そのときまでに手順をしっかり確認しておいてくださいね)」
局員さん「(苦笑)」
2年間ぶんの自賠責保険9,950円の契約手続きが完了しました。どれだけバイクに乗り続けるかもわからないので1年契約にしようかと思いましたが、1年間の契約だと保険料は7,500円であり、非常に損をした気分になります。長く契約するほどお得になるという、保険の逆累進マーケティング手法です。
自賠責保険(2年) 9,950円
乗りたい気持ちを抑えての車両整備
ナンバー取得と保険契約を済ませたので、もうバイクにのることができます。しかし、はやる気持ちを抑えて、走行前にしっかりと車両整備をしなくては中古バイクは危険です。
案の定、スイングアーム付け根のボルトがユルユルでした。各部のボルトを増し締めし、スプロケットが変わったことでたるんだチェーンを張り直し、タイヤの空気圧をチェック。エイプの指定空気圧は、175kPa(約1.75kgf/c㎡)です。
欠品していたインテークガスケットも届いているので交換。ネットで純正ガスケットが見つからなかったので、ヤフオクの「マニアックコレクション」というショップで購入した社外ガスケット。
「日本バルカー工業製のシートを使用し、品質はプロショップお墨付きです」とのこと。のちのちのキャブレター交換やエンジン載せ替えを考慮し、1枚210円のガスケットを3枚購入しました。
ヤフオク インテークガスケット 210円×3
送料250円
収支
ナンバー取得 0円
自賠責保険(2年) 9,950円
ヤフオク インテークガスケット 210円×3
送料250円
合計 10,830円
総計 149,9903円