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ワッツの300円折りたたみリュックにはフルフェイスヘルメットが入る【バイク乗り必携】

両腕が自由に使えるうえ、十分な積載量を確保できるリュックサックは非常に便利ですが、上半身に荷物を背負ってバイクや自転車を運転するのは意外なほどストレスです。

その点「折り畳みリュックサック」ならコンパクトに収納できるため、必要な時だけ取り出して使える利点があります。

数ある折り畳みリュックサックのなかでも、とくにバイク乗りには『ワッツの300円 折りたたみリュック』がおすすめです。その理由は「フルフェイスのヘルメットが入れられる」この一点に尽きます。わずか300円で購入できる折り畳みリュックはこのほかに存在しません。

ただし安いだけあって、そのままでは使いづらいのが難点です。ワッツの折りたたみリュックを使えるようにするには、ひと工夫加える必要があります。

本記事では、ワッツの300円折りたたみリュックの利点と、リュックとしてしっかりと使えるようにする手直し方法を紹介します。

目次

 

100円ショップWatts(ワッツ)の『折りたたみリュック』レビュー

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ワッツの300円『折りたたみリュック』のスペック詳細は以下のとおりです。

  • 商品コード:49387
  • 展開時寸法:38cm×28cm×16cm
  • 折り畳み時寸法:縦16cm×横22cm×厚さ3cm
  • 耐荷重:5kg
  • 容量:約10L
  • 材質:ポリエステル
  • カラーバリエーション:グレー・黒・ピンク

数ある折り畳みリュックのなかでも、ワッツの300円折りたたみリュックが優れているのはマチ(奥行き)長さ。そのためフルフェイスのヘルメットを収めることが可能です。

ダイソー『折りたたみリュック』との違い

比較商品として挙げるダイソーの『折りたたみリュック』の寸法は、高さ42cm×幅31cm×マチ10cm。ワッツのリュックに比べて縦と横の幅は大きいものの、マチが短いためフルフェイスのヘルメットは入りません。

ダイソーの折りたたみリュックには、肩パッドや側面ドリンクホルダーが備わるため、機能性ではダイソーの方が優れています。

しかしバイク乗りが使うなら、フルフェイスのヘルメットが入るかどうかは、細かな機能性よりも遥かに大きな価値といえるでしょう。

 

ワッツの300円『折りたたみリュック』を使うメリット

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収納しているヘルメットは「アライ ASTRO  IQ(Mサイズ)」 

高い携帯性は積載量が少ない原付バイク乗りに最適

折り畳みリュックサックの利便性は誰もが理解できると思います。必要な時にだけ取り出して、大容量の収納スペースが確保できるメリットは、とくに積載量が少ない原付バイクユーザーに最適です。

折り畳みリュックサックを携帯することで、急な買い物やツーリング先でもらったお土産など、積載量の不足問題を解決できます。常備しておけば運転中に余計なものを身につける必要なくいつでも臨時の収納スペースを確保できます。

雨天時でも楽にヘルメットを持ち運べる

雨天時はもちろん、雨が降るかどうかわからないような天候時はヘルメットを持ち運びたくなるシーンがあります。フルフェイスのヘルメットが入る折り畳みリュックサックなら、腕をフリーにしたままヘルメットが持ち運べます。

背中側にヘルメットの開口部を向けることで、リュックサックが濡れたとしてもヘルメット内への雨水の侵入を防ぐことが可能。ワッツの『折りたたみリュック』の生地素材はポリエステルであるため、ある程度の防水性が備わるうえ、もちろん市販の防水リュックカバーも使えます。

圧倒的価格の安さ! 破損しても気軽に買い替えられる

折り畳みリュックサックは、100円ショップ各社から販売されていますが、調べた限りではフルフェイスが入りそうなのはワッツのみです。

100円ショップ以外で探せば、ワークマンやユニクロ、ニトリなどでもフルフェイスのヘルメットが入る折り畳みリュックサックは販売されているでしょう。しかし、収納時のサイズはどうしても大きくなりがちです。ましてや税込み330円では購入できません。

携帯性に優れた折り畳みリュックサックは総じて強度に劣るため、使っているうちに必ずといっていいほど破損します。しかし、ワッツの300円『折りたたみリュック』なら費用を気にせず買い替えられるメリットもあります。

 

ワッツの『折りたたみリュック』のデメリット

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強度不足&チープ感は否めない

前述したとおり、折り畳みリュックサックは通常のリュックサックに比べてどうしても強度に劣るため手荒に扱うことができません。無理に背負おうとするとベルトが縫い付け部分から千切れたり、無理に荷物を詰め込もうとすると生地が破れたりします。

また、耐荷重5kg程度を確保しているとはいえ、バイクの走行時は上下動の慣性でそれ以上の荷重がかかるため荷物の量は控えめにするべきでしょう。

おまけに生地が薄く、狭い場所でヘルメットを入れたまま動き回ると、振り返った際に壁等にぶつけやすい点には注意が必要です。ヘルメットに対して寸法がギリギリでクッション等も入らないため、100円ショップの折り畳みリュックサックはあくまで臨時用と割り切る必要があります。

肩パッドがなく身体への負担が大きい

ダイソーの『折りたたみリュック』には肩パットが備わるのに対し、ワッツの方は幅2.5cm程度の細いベルトのみであるため、重量が増えると肩に極所的な圧力がかかりやすく疲労の原因になりがちです。

とはいえ、それほど重いものを入れないのであれば大きな問題ありません。後付肩パッド等を追加することで肩にかかる負担を軽減することもできます。

肩ベルトが抜けやすい

100円ショップの折り畳みリュックサック全般に言えることですが、肩ベルトの長さを調整する留具である「扱き鐶(こきかん)」がチープであるため、いずれの商品もベルトが緩みやすい欠点があります。

おまけに肩ベルトは抜け止めが備わらないためベルトが抜けてしまいやすく、リュックサック自体が脱落する危険があります。

路上の走行中や、歩行中であってもヘルメットを収納している際に背中からリュックが脱落したら一大事です。しかし、これを防止するための方法があります。

チープな折り畳みリュックを使えるようにする方法を次項で解説していきます。

 

100均の折り畳みリュックを使えるようにする3つの方法

【方法1】抜けやすい肩ベルトは掛け直しで対応

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100yen- shop_watts_folding-rucksack_shoulder-belt_after
左:出荷時 右:手直し後

100均の折り畳みリュックサックは肩ベルトの留め具の作りの悪さが最大の欠点です。ダイソーの『折りたたみリュック』はまだマシな方ですが、ワッツは手で引っ張るだけで簡単にベルトが抜け落ちてしまうためリュックサックとしての信頼性に欠けます。

これはベルトを掛け直すだけで締結力を強められるため、ワッツの『折りたたみリュック』を使うなら必ず手を加えておきましょう。

【方法2】肩ベルトの抜け止め加工も必須

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肩ベルトの端が切りっぱなしで、端に抜け止めが備わらない点もダイソーを含む100均の折り畳みリュックサックの欠点です。留具によるベルトの締結力だけでは、緩んだ際にそのままベルトが抜け落ちてしまうため、使う際は必ず抜け止めを追加しておきましょう。

ベルト端を三つ折りにして縫えれば理想的。縫製ができなければホットボンドで固定する方法や、安全ピンを指してストッパーにする方法が使えます。もっとも簡単な方法は、ベルトの端をコブ結びにしておくことです。

100均の折り畳みリュックサックを使用する際は事故を防止するため、以上の2点だけは必ず確認してください。

【方法3】底板を追加することで強度不足を緩和

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底板を追加することで、重い荷物や尖った荷物を入れた際に生地が破れるのを防ぐ効果が高まります。

ポリプロピレンの板などを収納サイズにカットして底板として作れば、収納性を落とさず重めの荷物も積めるようになります。薄手のクッション材を追加すれば理想的です。

さしあたり、バックについていた厚紙のタグを底板として流用しただけでも十分。出先で本を数冊購入して運搬しても、この状態で問題なく使えています。

ワッツからは550円のしっかりした折りたたみリュックも販売されていますが、収納時は円筒形になるため底板はどうしても個別に収納しなくてはなりません。

追加アイテム等がオールインワンで収納できる真平に折り畳めるタイプの携帯リュックの方が拡張性や収納性は高いと、個人的には思います。

 

バイク乗り必携の折り畳みリュックはワッツで

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同じくワッツから販売されている『肩ズレ防止ベルト』を併用すればリュックを身体に密着させて重量負担を減らせます。雨天時に備えて防水リュックカバーもまとめて収納しておけば何が起きても準備は万全です。

これらを合わせても、かかる費用は税込み550円。たったこれだけの出費で、荷物をほとんど増やすことなく、少ないバイクの積載量とヘルメットの扱いを大きく改善できます。

ワッツの300円『折りたたみリュック』は、フルフェイスヘルメットを使用するバイク乗りに自信を持っておすすめできるアイテムです。

ただし、このワッツの300円折りたたみリュックは、現在すでにワッツオンラインには掲載されていないため、すでにカタログ落ちしていると思われます。

現在庫限りである可能性が高いため、ワッツやミーツ、シルクなどの系列店舗で見かけたら、早めの購入をおすすめします。

 

↓しっかりとした折りたたみヘルメットリュックの価格は2,000円以上します。以下の商品は1,960円(2024年3月現在)でコスパに優れる商品です。

収納サイズは13cm×6cmの円筒形。頻繁に使うのなら、安全のためにも100均の商品ではなくしっかりしたものを選びましょう。

↓ワッツの商品を含めて、折り畳みリュックは基本として耐久性に劣ります。折り畳みではないしっかりしたヘルメットリュックの価格は安くても5,000円以上、上をみれば数万円まで多くの商品があります。

安くてもしっかりした商品と、デザイン/コスパに優れた2商品をAmazonからセレクトしました。

●価格3,980円(20243月現在)

●価格6,550円(20243月現在)

 

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